宅建1回目は不合格…
私は宅建試験に一度落ちています。
普通にたくさん勉強して、受かるつもりで受験して落ちました。
1回目受験の時の点数は32点。
その年の合格点が34点だったため、あと2点不足。
当時の私は受かるつもりで勉強はしていたものの、自分の勉強不足は痛感していたため、
『悔しい!』というよりも、『まぁ、そうだよね…』という納得の気持ちでした。
これから宅建試験を受験する方のために、私のように不合格にならないように、不合格の原因をまとめました。
- 本気度不足
- 勉強時間不足
- インプットに時間をかけすぎた
- 直前の追い込み不足
本気度不足
宅建は不動産関係の仕事をしている方には必須の資格のため、会社から受験するようにプレッシャーをかけられ、必死に勉強している方も多いと思います。
それを考えると私は会社からのプレッシャーもなく、合格しても不合格でも仕事には何の影響もありません。
受験する理由も、
『仕事に少し役立ちそう』
『勉強して合格したら自分に自信が持てそう!』
というとてもふんわりしたものでした。
一応合格するつもりで毎日勉強はしていましたが、仕事が忙しい日はほとんど勉強出来なかったり、
『難しい資格だから1回じゃ合格できないんじゃないか…』と思っていたり、
今思うと本気度が足りなかったと思います。
2回目の受験では、
『2年も勉強しておいて不合格になるわけにはいかない!!!』
『もう3年目の受験勉強は無理だ!!!』と思い、
1回目とは違うプレッシャーがあり、本気度は全然違っていました。
なんとなくでも、
『今年受からなくても仕方がない』という気持ちがあると、やはり甘えが出てしまいます。
受験する際は、『その年に絶対受かるんだ!』という気持ちがとても重要だと実感しました。
勉強時間不足
1つ目は気持ちの問題でしたが、2つ目は勉強時間についてです。
私は1年目の勉強は3月末からはじめました。
ネットで調べると、宅建受験に必要とされる時間は200〜500時間。
その中でも300時間を基準としているサイトが多いため、
そうなると『300時間÷6ヶ月÷30日=1日約1.7時間』勉強が必要です。
ざっくりいうと1日2時間弱。
今まで勉強なんて全くやってきていない30代が、フルで仕事をしながら急に1日2時間も勉強なんて出来るわけがありません。

普通に考えて無理ー!
私は平日は仕事が忙しくほとんど勉強出来ず、休日にまとめて勉強していました。
ただ、休日は休日で疲れていたり、用事が入ったりでうまく時間を使えません。
また、今まで勉強なんて全くやってきていない30代が、平日分を挽回出来るほど長時間勉強する集中力を保てるはずがありません。
受験前は流石に慣れてきて勉強出来るようになったものの、1回目の受験は圧倒的な勉強時間不足が原因だったと思います。
インプットに時間をかけすぎた
勉強はじめは比較的楽しかったです。
何も分からないのが当たり前のため、通信講座の動画をとりあえず見ていました。
ただ動画を見ていれば時間が過ぎるので勉強時間が増え、長時間勉強した気になっていました。
ただ、今思うとインプットの時間はあまりかけてはいけないと思います。
インプットで分かった気になっても、問題を解くと何も分かっていないことに気がつきます。
資格勉強は問題演習が大事です。とにかく問題を解きまくるのが正解だと思います。
はじめは勉強のコツが全く分からなかったため、インプットに時間をかけ過ぎてしまいました。
勉強はとりあえず問題を解くこと!
今はこれがとても重要だと思っています。
直前の追い込み不足
私は土日が出勤の仕事のため、元々試験日の土日は有給を取っていました。
ただ、仕事がかなり忙しく色々な事情があり、最終的に試験前日の土曜日に出勤してしまいました。
結局試験前日は仕事が忙しく帰りが遅く、家に帰ってからは試験の持ち物確認などで時間が取られ、ほとんど勉強出来ませんでした。
今になって思えば、無理をしてでも休むべきでした。



試験前日に仕事をするなんて絶対ダメだよ!
受験2年目は試験前日を休みにすることはもちろん、それ以外でも試験月は休みを多く取りました。
試験数ヶ月前と直前期だと、集中力が全く違います。
その集中力が高い試験直前期にどれほど時間を取って勉強出来るかが重要だと実感しました。
まとめ
以上が私が1回目の宅建試験に落ちた原因です。
2回目の受験では、上記の落ちた理由を改善して、無事合格することが出来ました!
- 本気度不足 →絶対合格する!落ちるわけにはいかない!という強い意思を持つ
- 勉強時間不足 →とにかく勉強!ひたすら勉強!
- インプットに時間をかけすぎた →2年目は問題演習のみ!
- 直前の追い込み不足 →直前期は休みを多く取って勉強する。前日は絶対仕事をしない!
わたしは2回目の宅建受験で合格しました。
ただ、正直2年間勉強するのは大変で、1年で合格する事と比較すると効率が悪く、プレッシャーも大きいです。
2年分頑張るよりは、1年で受かるようにギュッと凝縮して頑張った方が効率がいいと思います。
皆様の宅建受験に少しでもお役に立てたら嬉しいです。